計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
本研究では、配位高分子の骨格内に機能性分子ユニット(FMU)を合理的に配列させて、複数の FMUs の機能が相乗・連動する高次機能の現出とその機構の解明を目指した。構造内にスピン状態を変換可能な Fe(II) とゲストと相互作用可能なπ共役型の配位子 pyrazine (pz) ならびに配位不飽和な Pt(II) を FMUs として配置した多孔性金属錯体 {Fe(pz)[Pt(CN)4]} を基軸化合物として、(1) 骨格構造とゲスト分子の相互作用によるスピン状態の制御と機構の解明、更に、(2) メゾ粒子化によるゲスト応答性向上および (3) 親脂質性の導入とリポソームとの複合化を推進した。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 4件) 備考 (1件)
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http://www.scc.kyushu-u.ac.jp/Sakutaibussei/index.html