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2016 年度 研究成果報告書

高周期元素ラジカルの高次制御法の開拓と応用

計画研究

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研究領域感応性化学種が拓く新物質科学
研究課題/領域番号 24109005
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関京都大学

研究代表者

山子 茂  京都大学, 化学研究所, 教授 (30222368)

研究協力者 中村 泰之  
研究期間 (年度) 2012-06-28 – 2017-03-31
キーワードラジカル / リビングラジカル重合 / ラジカルカップリング反応 / 重合停止機構 / 有機テルル化合物
研究成果の概要

有機テルル化合物の光活性化において、光量を調整することで官能性化学種であるラジカルの発生濃度の制御に成功した。例えば光量の調整により、リビングラジカル重合からラジカルカップリング反応への選択的な反応スイッチを達成した。さらに、効率的なラジカル発生法の延長により、従来のラジカル重合の停止機構の定量的な解明に成功した。すなわち、アクリレートの重合停止では、教科書では結合反応と記載されているのに対し、選択的に不均化反応が進行することを明らかにした。また、スチレンの重合停止では、溶媒の粘性により選択性が大きく変化し、結合反応から不均化反応へと、溶媒の粘度により機構が変化することを明らかにした。

自由記述の分野

合成化学

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公開日: 2018-03-22  

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