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2016 年度 研究成果報告書

高周期典型元素を基軸とする感応性開殻分子の創製と機能

計画研究

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研究領域感応性化学種が拓く新物質科学
研究課題/領域番号 24109006
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関筑波大学

研究代表者

関口 章  筑波大学, 数理物質系, 教授 (90143164)

連携研究者 一戸 雅聡  筑波大学, 数理物質系, 准教授 (90271858)
中本 真晃  筑波大学, 数理物質系, 講師 (90334044)
研究期間 (年度) 2012-06-28 – 2017-03-31
キーワード開殻系分子 / 感応性分子 / 高周期14族元素 / スピン / 二次電池 / ラジカル / レドックス
研究成果の概要

有機物質の電子物性は電荷とスピンの振る舞いによって理解される。本研究では、炭素と同族のケイ素、ゲルマニウム、スズなどの高周期典型元素をスピン中心に持つ開殼分子を合成し、その分子構造と物性を解明した。負極にケイ素ラジカルを用いたケイ素ラジカル電池を作製し、出力密度や高サイクル特性を維持し、大きなエネルギー密度を実現できる蓄電池を開発した。また、ケイ素原子上に有機基を一つ導入したポリシリン((RSi)n, R = Me, Ph) を負極活物質に用いたリチウムイオン電池(LiB)は良好なサイクル特性、比較的大きな蓄電容量、低温でリチウム金属が析出しない安全なLiB二次電池であることを明らかにした。

自由記述の分野

有機元素化学

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公開日: 2018-03-22  

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