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2016 年度 研究成果報告書

酵素触媒反応種の状態変化と活性制御に関する理論的研究

計画研究

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研究領域感応性化学種が拓く新物質科学
研究課題/領域番号 24109014
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関九州大学

研究代表者

吉澤 一成  九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (30273486)

連携研究者 塩田 淑仁  九州大学, 先導物質化学研究所, 准教授 (70335991)
研究期間 (年度) 2012-06-28 – 2017-03-31
キーワード量子化学 / 生体関連化学 / 金属酵素 / 電子物性 / 酵素反応
研究成果の概要

理論計算化学の立場から、高周期典型元素と遷移元素を活性中心にもつ酵素反応系およびモデル系を対象として、実在系に生成する感応性化学種の発見に努めた。また、大規模量子化学計算を用いて活性中心の周辺環境や反応過程に応じて状態を変化させる感応性化学種の発見と、それらが受ける摂動メカニズムの解明に寄与した。本研究では、とくに金属酵素と関連するモデル錯体について、酸化反応などの生体模倣反応やタンパク質間相互作用の機構を領域内の実験グループと連携して研究を行った。反応過程で生成する中間体のスピン状態変化およびタンパク質中での電子移動が、金属の関与する酵素触媒反応を理解するための鍵となることを明らかにした。

自由記述の分野

化学

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公開日: 2018-03-22  

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