計画研究
本研究では、ユビキチン分子自身に対する翻訳後修飾が、ユビキチン鎖の選択性の一端を担う可能性を検討し、ユビキチン制御系の新たな分子機構解明を目指す。アセチルユビキチンの絶対定量法を用いて、制御因子候補分子を同定した。また細胞内基質を用いた解析から、モノユビキチン化維持における役割の一端を明らかにした。
2: おおむね順調に進展している
定量法を利用したユビキチン修飾の詳細な解析により、アセチルユビキチンの細胞内機能の一端を解析することができた。
細胞内基質やin vitro解析法などを用いて、アセチルユビキチンの機能解析を進める。また新規のユビキチン修飾などへも研究を展開する。
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)
EMBO Reports
巻: 16 ページ: 192-201
10.15252/embr.201439152