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2016 年度 研究成果報告書

細胞外刺激に応答する細胞骨格の再編成

計画研究

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研究領域植物細胞壁の情報処理システム
研究課題/領域番号 24114004
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

橋本 隆  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (80180826)

連携研究者 加藤 壮英  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教 (70379535)
研究期間 (年度) 2012-06-28 – 2017-03-31
キーワード微小管 / 環境ストレス / チューブリン / リン酸化 / 植物
研究成果の概要

PHS1はαチューブリンのThr349をリン酸化し、リン酸化されたチューブリンは微小管ポリマーに重合できないことを明らかにした。また、細胞内ではPHS1のフォスファターゼ・ドメインはキナーゼ・ドメインの活性を抑制しているが、環境ストレス(特に高浸透圧)によりこの抑制が解除され、キナーゼが活性化されることを見出した。ゼニゴケやクラミドモナスもPHS1を持ち、塩や高浸透圧のストレスによりチューブリンリン酸化活性が活性化された。組換えPHS1タンパク質を用いた実験により、PHS1は基本的なリン酸化活性を持ち、その活性がPHS1のMPKフォスファターゼにより直接抑制されていることが判明した。

自由記述の分野

植物分子細胞生物学

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公開日: 2018-03-22  

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