研究領域 | マイクロエンドフェノタイプによる精神病態学の創出 |
研究課題/領域番号 |
24116006
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
橋本 謙二 千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 教授 (10189483)
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連携研究者 |
石間 環 千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 特任助教 (00597130)
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研究協力者 |
藤田 有子 千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 特任助教 (40623591)
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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キーワード | 脳・神経疾患 / 統合失調症 / うつ病 / ストレス / NMDA受容体 / Dセリン / ケタミン |
研究成果の概要 |
うつ病の治療薬としてケタミンの異性体が注目されている。マウスにS-ケタミンを週に1回8週間投与すると、前頭皮質におけるパルブアルブミン陽性細胞が減少することが判ったが、R-ケタミン投与では、変化しなかった。うつ病の社会的敗北ストレスモデルにおいて、R-ケタミンの最終代謝物である(2R,6R)-ヒドロキシノルケタミンは抗うつ効果を示さなかった。 統合失調症のPolyICモデルにおいて、4週齢から8週齢までのD-セリンの投与は、成熟期における行動異常を抑制することを見出した。このことは、Dセリンは統合失調症の発症を予防する可能性を示唆している。
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自由記述の分野 |
精神神経科学
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