• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

非平衡ゆらぎが生み出す構造と運動の普遍性

計画研究

  • PDF
研究領域ゆらぎと構造の協奏:非平衡系における普遍法則の確立
研究課題/領域番号 25103004
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関東京大学

研究代表者

佐野 雅己  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (40150263)

研究分担者 竹内 一将  東京工業大学, 理学院, 准教授 (50622304)
笹本 智弘  東京工業大学, 理工学研究科, 助手 (70332640)
研究期間 (年度) 2013-06-28 – 2018-03-31
キーワード非平衡統計力学 / 非平衡ゆらぎ / 界面ゆらぎ / 非平衡相転移 / アクティブマター
研究成果の概要

本計画研究では、非平衡系ゆらぎの普遍性を示す典型的な例として、①界面成長におけるゆらぎ(KPZ普遍性)と、②非平衡相転移の重要なクラスであるDirected Percolation (DP普遍性)に関する研究で複数の大きな進展があった。また、③非平衡系のミクロとマクロをつなぐアクティブマターと呼ばれる新しい研究領域において、新現象の発見と分類等に貢献した。①の理論では、非対称な反射を行うような多数のブラウン運動粒子からなる系がKPZ普遍性を示すことを見出した。実験では、円形界面と平面界面では時間相関が質的に異なることを発見した。②では、層流・乱流転移におけるDP転移の観測に成功した。

自由記述の分野

非平衡系物理学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi