研究領域 | ゆらぎと構造の協奏:非平衡系における普遍法則の確立 |
研究課題/領域番号 |
25103005
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
宮崎 州正 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (40449913)
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研究分担者 |
吉野 元 大阪大学, サイバーメディアセンター, 准教授 (50335337)
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研究協力者 |
池田 昌司 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授
池田 晴國 名古屋大学, 理学研究科物質理学専攻, 大学院生
尾澤 岬 筑波大学, 数理物質科学研究科, 大学院生
黒岩 健 筑波大学, 数理物質科学研究科, 大学院生
Giulio Biroli IPhT CEA
Walter Kob Laboratoire Charles Coulomb
Jin Yuliang , 特任研究員
光元 亨汰 大阪大学, 大学院理学研究科物理学専攻
中山 大樹 大阪大学, 大学院理学研究科物理学専攻
Zamponi Francesco ENS
Urbani Pierrfrancesco IPhT CEA
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研究期間 (年度) |
2013-06-28 – 2018-03-31
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キーワード | ガラス転移 / ジャミング転移 / 統計力学 / ソフトマター / 化学物理 |
研究成果の概要 |
ガラス転移・ジャミング転移の本質を理解するために、力学応答(レオロジー)などの非平衡応答や、ランダムピニングなど非一様な摂動に対する応答を数値計算、新たな理論の構築などにより詳細に調べ、既存の平均場理論の枠組みを超えるいくつかの重要な知見を得た。特に非平衡応答については、ガードナー転移と呼ばれる平均場理論で予言されていた新しい種類の転移を、レオロジーに拡張し、さらにそれを3次元系の数値実験により発見した。また、ランダムピニング系においては、熱力学的なガラス転移の存在を3次元系で示すことに成功した。この他、ベーテ格子模型における動的不均一性の解析や、回転自由度を持つガラス転移の解析なども行った。
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自由記述の分野 |
ガラス転移
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