研究領域 | 生殖細胞のエピゲノムダイナミクスとその制御 |
研究課題/領域番号 |
25112002
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
相賀 裕美子 国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 教授 (50221271)
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連携研究者 |
加藤 譲 国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 助教 (60570249)
安島 理恵子 国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 助教 (10615066)
二宮 洋一郎 国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 特任研究員 (90237777)
鈴木 敦 横浜国立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60467058)
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研究期間 (年度) |
2013-06-28 – 2018-03-31
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キーワード | 生殖細胞 / 性分化 / RNA制御 / Nanos2 / Stra8 |
研究成果の概要 |
生殖細胞の雄性分化にTGF-bシグナル系、特にNodal/activin-SMAD2経路が重要であることを見出した。一方、雌性分化にはBMP-SMAD4経路が重要であることを明らかにした。この際、雌生殖細胞でSMAD4に加えてRAシグナルを欠損させると、卵巣内であっても、生殖細胞が雄化し性転換が誘導できることを発見した。この発見は、生殖細胞の雌化因子の発見と共に、雄化には、精巣特異的な誘導因子は必須でないという予想外のモデルを提唱できた。また、Nanos2のパートナー蛋白質であるRNA結合蛋白質DND1がNanos2の標的RNAの認識と結合に必須であることを証明した。
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自由記述の分野 |
発生遺伝学
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