計画研究
今年度までに予定された実験がマウスのギョウ虫汚染事故のために遅れていたが、研究を再開することができた。これにより遅れていたp53ノックアウトマウスからのGS細胞の樹立を試みた結果、新しいGS細胞の樹立に成功した。このp53欠損GS細胞を利用して、多能性に関与しうる小分子化合物のスクリニーングを開始した。現在の段階では候補を得られていないが、予定した化合物のスクリニーングについては当初の計画通りの部分にまで追いつくことができた。また、これと並行してp53欠損GS細胞に対してsiRNAを導入して多能性発現に関わるエピゲノム制御分子についてもスクリニーングを開始している。
2: おおむね順調に進展している
マウスの汚染事故は収束し、予定通りの実験を再開することができるようになった。
胎児期の生殖細胞および精巣内生殖細胞とGS細胞が異なるリプログラミング方法が必要である理由を解析する予定である。またp53欠損GS細胞について行っている小分子化合物とエピゲノム制御分子のスクリーニングを継続して行う。
すべて 2015 2014
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
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