• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

精子幹細胞のエピゲノム安定性と発がんとの関係の解析

計画研究

  • PDF
研究領域生殖細胞のエピゲノムダイナミクスとその制御
研究課題/領域番号 25112003
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関京都大学

研究代表者

篠原 隆司  京都大学, 医学研究科, 教授 (30322770)

研究期間 (年度) 2013-06-28 – 2018-03-31
キーワード精子形成 / がん
研究成果の概要

2004年に我々は培養精子幹細胞であるgermline stem (GS)細胞が培養中に自発的に脱分化し、embryonic stem (ES)細胞と同等な多能性幹細胞であるmultipoitent GS (mGS)細胞へと変化することを見出した。しかしながら、その効率は極めて低く、分子メカニズムについても不明であった。本研究で我々はGS細胞においてDNAの脱メチル化が起こるとmGS細胞へ変化することを見出した。DNAの脱メチル化は発がん遺伝子Dmrt1の発現低下を引き起こし、これがES細胞の維持に必要とされるSox2の発現上昇を誘導することでGS細胞が多能性を獲得することがわかった。

自由記述の分野

生殖生物学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi