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2017 年度 研究成果報告書

小分子RNAが誘導するエピゲノム形成の分子機構

計画研究

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研究領域生殖細胞のエピゲノムダイナミクスとその制御
研究課題/領域番号 25112005
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関国立遺伝学研究所 (2017)
慶應義塾大学 (2013-2016)

研究代表者

齋藤 都暁  国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 教授 (30423396)

研究期間 (年度) 2013-06-28 – 2018-03-31
キーワードエピゲノム / Piwi / piRNA / ショウジョウバエ / クロマチン / OSC / ヒストン
研究成果の概要

Piwi蛋白質の機能を解明するため、新たなPiwi相互作用因子の探索を行ったところ、DmGTSF1と命名した因子を発見した。DmGTSF1はレトロトランスポゾンの抑制に必須であることやZn-fingerモチーフの重要性を明らかにした。更に、リンカーヒストンH1もPiwiと相互作用することを見いだした。生化学的解析から、Piwiが標的レトロトランスポゾンとH1との相互作用を正に制御することを発見した。さらに、ATAC-seq法を駆使することでPiwiがH1を介してクロマチン凝集を促す因子であることを明らかにした。以上の結果から、小分子RNAによるエピゲノム制御の分子機構の一端が解明された。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2019-03-29  

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