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2017 年度 研究成果報告書

げっ歯類の記憶再固定化システムをモデルとした記憶ダイナミズムの共通原理の理解

計画研究

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研究領域多様性から明らかにする記憶ダイナミズムの共通原理
研究課題/領域番号 25115002
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関富山大学

研究代表者

井ノ口 馨  富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 教授 (20318827)

連携研究者 大川 宜昭  富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 講師 (80416651)
鈴木 章円  富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 助教 (40424684)
野本 真順  富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 助教 (20636253)
研究期間 (年度) 2013-06-28 – 2018-03-31
キーワード記憶 / 再固定化 / エングラム / 逆行性健忘 / オートファジー / 海馬 / 神経新生 / 長期増強
研究成果の概要

たんぱく質分解系のオートファジーが、想起に伴う記憶脆弱化を誘導することを明らかにした。また、完全な逆行性健忘は記憶痕跡(記憶エングラム)そのものの消失によるものであることを示した。
海馬依存的な学習課題を用いて、神経新生が飽和状態の海馬の神経回路網を回復させることにより、海馬の記憶容量を確保する働きを持つことを明らかにした。
記憶同士が関連づけられ連合記憶を形成する際に観察される重複した記憶エングラム細胞集団は、記憶の関連づけ(連合)のみに関与し、それぞれの記憶を思い出すためには必要ではないことを明らかにした。

自由記述の分野

神経科学

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公開日: 2019-03-29  

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