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2018 年度 研究成果報告書

オリゴデンドロサイト前駆細胞と神経回路の機能的相互作用

計画研究

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研究領域グリアアセンブリによる脳機能発現の制御と病態
研究課題/領域番号 25117007
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関新潟大学

研究代表者

竹林 浩秀  新潟大学, 医歯学系, 教授 (60353439)

研究分担者 榎戸 靖  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 病理学部, 室長 (90263326)
研究協力者 堀江 正男  鹿児島大学, 大学院医歯学総合研究科 形態科学, 准教授
吉岡 望  新潟大学, 超域学術院, 助教
千葉 陽一  香川大学, 大学院医学系研究科 炎症病理学, 准教授
周 麗  新潟大学, 大学院医歯学総合研究科, 特任助教
ホサイン MD イブラヒム  新潟大学, 大学院医歯学総合研究科, 大学院生
シマンコワ アンナ  新潟大学, 大学院医歯学総合研究科, 大学院生
森 由紀子 (落合 由紀子)  新潟大学, 医学部, 研究補助員
今田 夕焼  新潟大学, 医学部, 研究補助員
研究期間 (年度) 2013-06-28 – 2018-03-31
キーワードオリゴデンドロサイト前駆細胞
研究成果の概要

酵母2ハイブリッドスクリーニングによりOlig2 binding protein 2 (Obp2)を同定し、Obp2コンディショナルノックアウト(cKO)マウスを作成した。中枢神経系特異的cKOマウスは出生直後に死亡し、成熟オリゴデンドロサイト特異的cKOマウスは、生後数週で死亡した。Obp2はオリゴデンドロサイト前駆細胞や成熟オリゴデンドロサイトの維持に必須の因子であることがわかった。
研究分担者の榎戸博士らは、オリゴデンドロサイト前駆細胞の初代培養系を確立し、ガラクトセレブロシダーゼの欠損によるKrabbe病のモデルマウスを解析しサイコシンの蓄積を明らかにした。

自由記述の分野

神経解剖学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、オリゴデンドロサイト系譜細胞の維持・分化・細胞死のメカニズムを明らかするとともに、生後マウス脳において、オリゴデンドロサイト前駆細胞の増殖・分化などを制御するマウスを作製し、神経機能への影響を明らかにする。本研究を進めることにより、オリゴデンドロサイトの異常によるミエリン形成不全や多発性硬化症の病態や症状の発現について理解が深まり、治療法開発への基盤となる知識が得られると期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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