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2017 年度 研究成果報告書

白質・ミエリン障害を病因とする統合失調症サブグループの同定

計画研究

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研究領域グリアアセンブリによる脳機能発現の制御と病態
研究課題/領域番号 25117010
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関名古屋大学

研究代表者

尾崎 紀夫  名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (40281480)

連携研究者 入谷 修司  名古屋大学, 大学院医学系研究科, 寄付講座教授 (60191904)
飯高 哲也  名古屋大学, 脳とこころの研究センター, 教授 (70324366)
Branko Aleksic  名古屋大学, 大学院医学系研究科, 特任准教授 (60547511)
平川 晃弘  東京大学, 大学院医学系研究科, 特任准教授 (90609330)
野田 幸裕  名城大学, 薬学部, 教授 (90397464)
研究期間 (年度) 2013-06-28 – 2018-03-31
キーワードゲノム / 神経科学 / 脳・神経 / 脳神経疾患 / 生体生命情報学
研究成果の概要

統合失調症、自閉スペクトラム症、双極性障害のゲノム解析により、発症に強く寄与するゲノム変異をRTN4RおよびCX3CR1において同定し、その生物学的意義を明らかにした。具体的には、Nogo受容体であるRTN4Rで同定されたゲノム変異は、in vitro機能解析からパートナー分子であるLINGO-1との相互作用の減弱をもたらし、神経細胞の生長円錐の形成に影響を与えることを明らかにした。また、脳内免疫細胞ミクログリアにおいて発現するCX3CR1で同定されたゲノム変異は、脂質分子との相互作用低下により構造安定性を損うこと、Aktを介したシグナル伝達を阻害することを明らかにした。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2019-03-29  

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