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2017 年度 研究成果報告書

時間順序を作り出す神経メカニズムの解明

計画研究

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研究領域こころの時間学 ―現在・過去・未来の起源を求めて―
研究課題/領域番号 25119002
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 複合領域
研究機関大阪大学

研究代表者

北澤 茂  大阪大学, 生命機能研究科, 教授 (00251231)

連携研究者 中野 珠実  大阪大学, 生命機能研究科, 准教授 (90589201)
高橋 俊光  大阪大学, 生命機能研究科, 助教 (00250704)
熊野 弘紀  山梨大学, 総合研究部, 助教 (40568325)
研究期間 (年度) 2013-06-28 – 2018-03-31
キーワードこころの時間 / 時間順序判断 / 楔前部 / α波
研究成果の概要

我々は過去-現在-未来にわたる時間の意識を「こころの時間」と名付ける。本研究課題は「現在」周辺の時間の流れの神経基盤の解明を目的として研究を行い、1)大脳内側面の楔前部と呼ばれる領域の周期活動(α波)が、「現在」周辺の2つの信号を空間内で位置づけてから順序決定するプロセスに関与していること、2)楔前部は「現在」を示す文に強く応答すること、3)楔前部には、安定した外部空間座標系も表現されていること、を明らかにした。これらの結果から、楔前部は、流入し続ける信号に適切な空間内の位置と他の信号との相対的な順序を与えて「現在」周辺の事象の流れを紡ぎ出しているのではないか、と推定する。

自由記述の分野

認知神経科学

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公開日: 2019-03-29  

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