研究領域 | π造形科学: 電子と構造のダイナミズム制御による新機能創出 |
研究課題/領域番号 |
26102012
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 名古屋大学 (2016-2018) 早稲田大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
竹延 大志 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (70343035)
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研究協力者 |
伊東 裕
田中 久暁
蒲 江
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研究期間 (年度) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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キーワード | π電子材料 / 物性評価 / 素子作製 |
研究成果の概要 |
本研究は、π造形分子の集積体(π造形システム)の各種物理的性質(伝導・光・磁気・機械的特性)を明らかにし、その結果をシーズとする新現象・新機能の開拓と新奇機能性素子の作製に挑戦した。様々な材料を対象に研究を推進し①新たなドーピング手法の開発、②電気二重層トランジスタの高機能化、③電気化学発光セルの高機能化、④機械的柔軟性を有する素子作製、⑤歪みによる物性制御などに成功した。
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自由記述の分野 |
デバイス物理
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、有機材料における高密度なキャリ数制御方法が新たに示された。これは、超伝導転移やレーザー発振などの様々な物性制御や高機能化につながる重要な知見である。加えて、本研究では歪みや各種外場による変調が有機材料に与える影響を明らかにしつつ、これらを利用した様々な物性制御や高機能化も実現した。これは、これまでのアプローチとは一線を画しており、今後発展が期待される。
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