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2018 年度 研究成果報告書

物質粒子の起源と宇宙進化の解明

計画研究

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研究領域宇宙の歴史をひもとく地下素粒子原子核研究
研究課題/領域番号 26104009
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関東京大学

研究代表者

柳田 勉  東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 特任教授 (10125677)

研究分担者 松本 重貴  東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 准教授 (00451625)
濱口 幸一  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (80431899)
末松 大二郎  金沢大学, 数物科学系, 教授 (90206384)
中山 和則  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (90596652)
研究協力者 伊部 昌宏  東京大学, 宇宙線研究所, 准教授 (50599008)
研究期間 (年度) 2014-07-10 – 2019-03-31
キーワードニュートリノ / 宇宙のバリオン数非対称性 / 暗黒物質 / 標準模型を超える物理 / レプトジェネシス
研究成果の概要

本計画研究が挑む(a)小さいニュートリノ質量、(b)宇宙のバリオン数非対称性、(c)宇宙の暗黒物質の3つの謎に関して、素粒子模型・宇宙論・各種探索での検証といった多様な角度から理論的研究を行い、数多くの業績を挙げた(査読付論文141編, 学会発表104件)。領域内の計画研究A01, A02がターゲットとするレプトン数の破れの探索に予言を与えたり、計画研究B01, B02がターゲットとする暗黒物質直接探索に指針を与える理論的成果も得られた。研究会や総括班会議を通して領域内の各計画研究との情報交換や交流を行った。以上のように研究成果、領域内連携などにおいて、新学術領域研究としての十分な進展を得た。

自由記述の分野

素粒子理論

研究成果の学術的意義や社会的意義

素粒子模型構築や宇宙論の観点からニュートリノ物理への予言を与える研究をいくつか行い、ニュートリノを伴わないダブルベータ崩壊への予言を与えるなどした。またWIMP暗黒物質に関して特定の素粒子模型に依らない包括的な研究を行い、特に地下実験での直接探索の重要性や他の探索との相補的関係を明らかにした。その他、本計画研究の対象であるニュートリノ質量、宇宙のバリオン数非対称性、暗黒物質の3つの謎に関連した幅広い研究を多様な角度から行い、数多くの業績を挙げた。また、本科研費で雇用した外国人博士研究員が出身国でテニュアトラック職を得るなど、国際交流・若手育成にも貢献した。

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公開日: 2020-03-30  

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