研究分担者 |
関口 博史 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 利用研究促進部門, 主幹研究員 (00401563)
久保 泰 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 創薬プロファイリング研究センター, 副研究センター長 (10178030)
柴山 修哉 自治医科大学, 医学部, 教授 (20196439)
宮澤 淳夫 兵庫県立大学, 生命理学研究科, 教授 (60247252)
一柳 光平 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 特任准教授 (70435618)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
予想よりも早く、巨大生体分子の単結晶から蛍光X線ホログラフィーを世界で初めて成功したことを論文化できた。我々は酸素輸送タンパク質であるヘモグロビンの巨大結晶を用いた一連の放射光実験により、生体試料単結晶の蛍光X線ホログラフィー測定に最適化した装置系の開発に成功した。世界初の生体試料の蛍光X線ホログラム観測と装置開発についての論文は、Editor’s pick に選出された。(発表論文)A. Sato-Tomita, N. Shibayama, N. Happo, K. Kimura, T. Okabe, T. Matsushita, S.-Y. Park, Y. C. Sasaki, K. Hayashi, “Development of an X-ray fluorescence holographic measurement system for protein crystals”, Rev. Sci. Inst. 87, 063707 (2016).
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