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2018 年度 研究成果報告書

計画的ネクローシスが担う生体応答機構の解明

計画研究

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研究領域細胞死を起点とする生体制御ネットワークの解明
研究課題/領域番号 26110003
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東邦大学

研究代表者

中野 裕康  東邦大学, 医学部, 教授 (70276476)

研究分担者 大村谷 昌樹  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (60398229)
研究協力者 村井 晋  
進藤 綾大  
朴 雪花  
研究期間 (年度) 2014-07-10 – 2019-03-31
キーワードネクロプトーシス / アポトーシス / cFLIPs / DAMPs / Reg / FRET / tissue repair / chronic pancreatitis
研究成果の概要

細胞死が肝細胞、ケラチノサイト、小腸上皮細胞などで亢進したマウスモデルを樹立し、死細胞から放出されるdanger-associated molecular pattern (DAMP)s(ダイイングコード)を同定し、それらがどのような生体応答を誘導するかを明らかにした。さらにネクロプトーシスをライブセルでイメージングするためのForster resonance energy transfer (FRET)バイオセンサーの開発に成功した。

自由記述の分野

実験病理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

我々の開発したネクロプトーシスをライブセルでイメージングすることを可能にしたバイオセンサーや、それを発現するトランスジェニックマウスを開発することで、ネクロプトーシスが生体のどこで起こっているかをリアルタイムでイメージングすることが可能となり、ネクロプトーシスの様々な病態における役割の理解が飛躍的に進むと考えられる。またネクロプトーシスに伴い放出されるdanger-associated molecular pattern (DAMP)sをいくつかのマウス病態モデルを用いて同定できており、今後は同定したDAMPsの疾患バイオマーカーとしての有用性や、治療の標的にできる可能性が示された。

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公開日: 2020-03-30  

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