家族性寒冷蕁麻疹の原因遺伝子としてNLRC4変異を同定し、NLRC4変異により過剰なパイロプトーシスとサイトカイン放出が病気の原因であることを発見した。小腸に存在する上皮間リンパ球はNotchシグナルを受容することでAtp8a2の発現を調節していることを見出した。Notchシグナルが欠損するとflippase活性が低下し、マクロファージからの貪食が亢進することでTCRαβ+CD8αα+ T cells数が著減することを見出した。肺線維症の原因遺伝子を同定し同変異を持つマウスを樹立した。マウスモデルの解析から2型肺胞上皮細胞の細胞死の亢進が初期病態であることを見出した。
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