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2018 年度 研究成果報告書

腸上皮組織における細胞競合の役割

計画研究

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研究領域細胞競合:細胞社会を支える適者生存システム
研究課題/領域番号 26114004
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関国立研究開発法人理化学研究所 (2018)
京都大学 (2014-2017)

研究代表者

西田 栄介  国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, センター長 (60143369)

研究期間 (年度) 2014-07-10 – 2019-03-31
キーワード上皮組織 / オルガノイド培養法 / 遺伝子導入法 / シグナル伝達 / 遺伝子ノックダウン
研究成果の概要

マウス腸上皮組織において細胞競合の役割を解明するために、生きたままマウス腸上皮組織に遺伝子導入する方法を開発した。マウス腸上皮組織のオルガノイド培養法を用いた実験から、腸上皮組織における細胞脱落にかかわる候補遺伝子を見出し、上記遺伝子導入法を用いることで生体内での機能を解析した。さらに、腸上皮組織の幹細胞の遺伝子発現プロファイルの老化に伴う変化を解析し、細胞競合関連遺伝子の発現が老化に伴い変化することを示した。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

腸上皮組織における細胞競合にかかわる因子のin vivoにおける機能解析、並びに、その老化に伴う機能変化について解析した。ヒトにおいて小腸上皮は細胞増殖の最も活発な組織の一つであるにもかかわらず、がんの発症の非常にまれな臓器であり、その恒常性維持機構の全貌解明はがん研究においても非常に重要な一歩となる。さらに、我々が開発した腸上皮組織への遺伝子導入技術は、スイス連邦工科大学ローザンヌ校や北海道大学との共同研究につながるなど国際的に注目を集めた。

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公開日: 2020-03-30  

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