• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

早期老化マウスにおける幹細胞システムの老化促進と加齢疾患の発症に関する研究

計画研究

  • PDF
研究領域ステムセルエイジングから解明する疾患原理
研究課題/領域番号 26115004
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関公益財団法人神戸医療産業都市推進機構

研究代表者

鍋島 陽一  公益財団法人神戸医療産業都市推進機構, その他部局等, その他 (60108024)

研究期間 (年度) 2014-07-10 – 2019-03-31
キーワード老化 / ビタミンD / Calpain 1 / NAD代謝 / 幹細胞の枯渇 / 幹細胞老化
研究成果の概要

a-klotho 変異マウスでは、早期老化症状の発症に伴い、腎臓、皮膚、小腸、血管などで顕著な細胞死、組織破壊が生じ、代償性の幹細胞増殖とそれに続く幹細胞の枯渇が起こることを見出した。次いで、a-klotho 変異マウスで観察される全身性の代謝異常が組織破壊を介して幹細胞の枯渇を促進し、老化症状を促進することが明らかになった。a-klotho 変異マウスではNAD 代謝の副次的経路が顕著に亢進していることを見出し、a-klotho 変異マウスにおける幹細胞の維持、枯渇にNMN・ NAD+代謝の変容がどのように関わるかについての解析している。

自由記述の分野

分子病態学

研究成果の学術的意義や社会的意義

老化個体における幹細胞の振る舞いについての情報、幹細胞の枯渇に関する情報はほとんどないことから、本研究成果は幹細胞老化に関する基本情報としての意義が高い。
老化に伴うNAD代謝の変化、NMNの低下は知られていただが、早期老化マウスにおいてNAD代謝の副次経路が顕著に亢進していることが初めて明らかになった意義は高い。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi