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2018 年度 研究成果報告書

脳イメージングを基軸としたタンパク質老化モデルの治療評価系の開発

計画研究

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研究領域脳タンパク質老化と認知症制御
研究課題/領域番号 26117008
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

研究代表者

佐原 成彦  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 脳機能イメージング研究部, グループリーダー(定常) (40261185)

研究分担者 山口 芳樹  国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 研究員 (90323451)
研究協力者 樋口 真人  
松本 弦  
南本 敬史  
青木 伊知男  
研究期間 (年度) 2014-07-10 – 2019-03-31
キーワードタウ / 脳イメージング / タウオパチー / マウスモデル
研究成果の概要

本研究ではタウオパチー治療評価系の確立を目指し、小動物PETイメージング、形態核磁気共鳴イメージング、二光子顕微鏡を用いた蛍光イメージングによるマウスモデルの生体脳イメージングプラットフォームの構築を進めてきた。マウスの加齢依存的な脳萎縮、タウ病変([11C]PBB3によるタウPETイメージング)、神経炎症(TSPO-PETイメージング)を定量的に評価し、これらマクロイメージングによる病態評価系を確立した。さらに第2世代タウPETトレーサーを用いたPETイメージングにより高感度・低バックグランドの検出システムが実現し、より早期のタウ病変の検出が可能となった。

自由記述の分野

神経化学、認知症学

研究成果の学術的意義や社会的意義

多くの神経変性疾患では脳内に不要なタンパク質の沈着物が出現する。老化に伴い不要なタンパク質の沈着が増大することから、これらタンパク質の沈着が疾患の発症原因ではないかと考えられてきた。本研究では、疾患動物モデルにPET, MRIなどの生体イメージング技術を適用し、病態進行度を評価しうる実験系を確立した。今後、認知症の根本治療薬の評価系として活用されることが期待できる。

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公開日: 2020-03-30  

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