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2018 年度 研究成果報告書

人の持続的な適応を引き出す人工物デザイン方法論の確立

計画研究

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研究領域認知的インタラクションデザイン学:意思疎通のモデル論的理解と人工物設計への応用
研究課題/領域番号 26118005
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 複合領域
研究機関国立情報学研究所

研究代表者

山田 誠二  国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (50220380)

研究分担者 寺田 和憲  岐阜大学, 工学部, 准教授 (30345798)
小林 一樹  信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (00434895)
松井 哲也  成蹊大学, 理工学部, 助教 (10751737)
研究協力者 小松 孝徳  
船越 孝太郎  
研究期間 (年度) 2014-07-10 – 2019-03-31
キーワード認知モデル / ヒューマンエージェントインタラクション / インタラクションデザイン
研究成果の概要

インタラクションデザインの分野において、ユーザモデルとして認知モデルを明示的に導入し、「人間の認知モデル構築」⇒「モデルベースのインタラクションデザイン」⇒「有効性の実験的検証」という認知的インタラクションデザインの設計論を提案した。そして、その設計論に基づき、適応認知における認知バイアスの分析、リーダーフォロワー関係成立における認知バイアスなどの認知モデルの開発を行った。さらに、それらの認知モデルに基づき、信頼モデルによる推薦エージェントのビヘイビアデザイン、シンプルな外見の移動ロボットの感情表出デザインなどの様々なインタラクションを実装し、そのシステマチックな評価を参加者実験により行った。

自由記述の分野

人工知能,HAIヒューマンエージェントインタラクション

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで感覚的に行われてきた認知モデルをユーザモデルとして利用した,インタラクションデザインに対して,明示的に認知モデルを導入したインタラクション設計論を確立したことは,学術的に大きな意味をもつ.また,実際に人間とAIや人間とコンピュータが上手く協調していくために必要なユーザインタフェースの実装について,どのように設計すれば良いのかという指針を与えた点は,応用面から見ても意義のある成果である.また,いくつかの認知モデルの開発自体にも成功しており,提案した設計論に基づき実際に様々なインタラクションデザインを実現し,評価している点も社会的な意義をもつと考える.

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公開日: 2020-03-30  

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