研究分担者 |
索 文清 北京中央民族学院, 民族学研究所, 所長
三尾 裕子 東京外国語大学, アジアアフリカ言語文化研究所, 助手 (20195192)
清水 純 日本大学, 経済学部, 助教授 (30192610)
瀬川 昌久 東北大学, 教養部, 助教授 (00187832)
横山 廣子 東洋英和女学院大学, 人文学部, 助教授 (30143324)
川崎 有三 帝京大学, 国際関係学部, 助教授 (20161309)
田村 克己 国立民族学博物館, 助教授 (40094156)
末成 道男 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20054570)
中根 千枝 帝京大学, 国際関係学部, 教授 (00012964)
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研究概要 |
本年度は、研究分担者が前年度まで各自のフィ-ルドで実施した現地調査によって得た資料をもとに、その整理と分析を行ない、また併せて文献資料とのつき合わせを行なった。その分担内容は、漢族社会については、広東省の農村における村落・親族・信迎(末成・川崎・瀬川)、福建省厦門近くの漁村での婚姻慣習と儀礼・年中行事(田村・清水)、台湾の漁村の事例(三尾),少数民族では、四川省の蔵族の生態学的居住と民族間関係及び僧院の性格(中根)、雲南省白族の農村における家族と人生モデル(横山)、内モンゴルのシリンゴロン盟におけるモンゴル族の居住アイル単位とオボ祭祀、遼寧省満族村における親族と祭祀・巫俗,吉林省朝鮮族村落における文化変容とエスニシティ-(伊藤)の多岐に亘る。多分担者の研究成果は、中国からの招聘者三名を加えた研究会およびワ-クショップ(作業)における討論を経て、学会での発表、出版物による公表に向けてとりまとめの段階にある。
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