研究概要 |
天文学用語の標準化の調査研厚の3年計画の2年次である。 学術論文等に使用されている用語(英語)を、約1200語採集して、パソコン入力をした。天文学の中の分野別に分けて、アルファベット順に並べて、重要な専門的概念に対応している用語(英語)約6000語を選定した。 その作業のために、第一次資料(B5版、200頁、70部、1989年3月24日)、第二次資料、第一分冊アルファベット順(B5版、260頁、120部、1989年8月25日)、第二次資料、第二分冊分野別アルファベット順(B5版、261頁、120部、1989年8月25日)を印刷して、本研究分担者および協力者に配布した。第二会議(8月25日,東大山上会館、16名出席)、第三回会議(10月16日、福岡県宗像市宗像ユリックス内会議室15名出席)、第四回会議(平成2年3月31日、東大山上会館)を開催して、意見交換をした。 本研究は昭和49年の用語集(丸善出版、日本学術振興会発行)の改訂作業の側面を持つ。従って、天文学用語の日本語として、既刊の用語集に載っている用語をそのまま認め、改め、或いは削除し、更に追加する用語を新規に選定することになる。既刊の用語集が約2500語採録しているのに対して、今回は約6000語となる。それらの用語の英語と日本語の対照表をもって用語集としているのであるが、別に天文学用語辞典の出版をするための用語選定も進めた。 今後は、用語の日本語を選定して、その発音をロ-マ字で記入し、英語引きと日本語引きとを作る。
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