研究課題/領域番号 |
01102009
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
坂元 昂 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (00016338)
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研究分担者 |
牟田 博光 東京工業大学, 工学部, 教授 (70090925)
水越 敏行 大阪大学, 人間科学部, 教授 (20019409)
藤田 宏 東京大学, 理学部, 教授 (80011427)
西之園 晴夫 京都教育大学, 教育実践指導センター, 教授 (90027673)
東 洋 白百合女子大学, 文学部, 教授 (60012548)
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キーワード | 情報化 / コンピュ-タ / 情報教育 / 教育工学 / 調査研究 |
研究概要 |
近年、臨時教育審議会や教育課程審議会などの影響を受け、パ-ソナルコンピュ-タが大量に学校に導入されてきている。こうしたことが児童・生徒に対してどのようなプラスまたはマイナスの影響を及ぼすのか、ということについて調査を行った。 調査は、コンピュ-タを授業の中で積極的に使用している関東、関西、九州の6校の児童・生徒2000名を対象として行われた。調査は生徒のできるだけ多くの心理的側面の変化を捉えるため、知的問題解決、動機づけ、自己統制感、創造性、社会性、社会的成熟度、コンピュ-タに対する態度、期待、学習意欲の下位項目からなっていた。また、コンピュ-タの使用前と使用後の変化を調べるために、いくつかの学校に対しては2度の調査を行った。 現在、1回目の調査の各々の下位テストの基礎的な集計と因子分析を終えている。そしてコンピュ-タの使用によって変化する因子、また変化しない因子を抽出し、各下位テストの間の関係を明らかにするための統計的分析を行っているところである。
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