研究課題/領域番号 |
01300002
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
河野 博忠 筑波大学, 社会工学系, 教授 (40017984)
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研究分担者 |
氷鉋 揚四郎 豊橋技術科学大学, 工学部・第7学系, 助教授 (90189762)
宮本 和明 横浜国立大学, 工学部, 助教授 (90150284)
日端 康雄 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (00011148)
山村 悦夫 北海道大学大学院, 環境科学研究科, 教授 (00001230)
河上 省吾 名古屋大学, 工学部土木工学科, 教授 (60023058)
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キーワード | 計画 / 大規模複合型市街地再開発 / 交通施設網上への交通量配分 / 動学的機会費用 / 非線型動学的多地区多産業最適編成モデル |
研究概要 |
1.研究目的:1つの大きな地域(たとえば、関東平野)の1つの巨大都市(大東京)の「非線型動学的多地区多産業総合交通体系の最適編成」に関するモデル構築とシミュレ-ションの若干の試算はすでになされており、今回これの精緻化とともに、このような単一巨大都市は中京地域、京阪神地域、大札幌圏、北九州圏等でも考えられ、日本国土はこれらの複数個の巨大都市がシステムを構成し、独立性を保ちながら相互に交流をし、全体として均衡しているという点に着目しこの実態を複数個の巨大都市最適編成モデルを連動させることによって全国土の最適な動学的運行を捉えることを目的としている。 2.研究成果(第1年度):(1)都市における規模・集積の実態を解明する「集積効果顕現加速化システム」を開発し、試算する;(2)シミュレ-ショナルな繰り返し計算をル-チン化するための、「計測モデル最適化システム」の開発、試算;(4)1都市についての3地区5期間11業種6資本財8生活環境2交通施設モデル〜具体的モデルの開発、等の研究開発をふまえて、巨大都市の規模と集積の効果が現実の実態よりも早めに加速化される形で顕現するシミュレ-ション計算をおこなう。このモデルでは、「産業活動」のみならず、「大規模複合型市街地再開発」と「幹線交通路の新増設」とが政策手段変数となっており、後者の2つによって大都市での「騒音」と「渋滞」の解消に対処するように編成されている。 集積効果顕現加速化システム/複数都市システム/集積効果発生装置/全国総合開発
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