| 研究課題/領域番号 |
01300005
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| 研究機関 | 東京大学 |
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研究代表者 |
近藤 邦康 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (50000576)
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| 研究分担者 |
田嶋 俊雄 東京大学, 社会科学研究所, 助教授 (10171696)
小森田 秋夫 東京大学, 社会科学研究所, 助教授 (30103906)
高橋 満 東京大学, 教養学部, 教授 (50126108)
二瓶 剛男 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (60013025)
和田 春樹 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (30013006)
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| キーワード | 中国 / ソ連 / 東欧 / ポ-ランド / ペレストロイカ / 現代化 |
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| 研究概要 |
89年におきた中国、ソ連、および東欧の政治変動を踏まえ、今年度は東欧社会主義圏の崩壊過程についても研究対象に加え、資料の収集と分析につとめた。研究活動は前年度に引続き、新聞・雑誌、同バック・ナンバ-の購入・整理、定例研究会の開催を中心とした。後述のように多くのメンバ-が海外出張に出たため全体の研究会は5回にとどまったが、社会科学研究所のメンバ-は頻繁に動向分析の研究会をもった。とくに元上海総領事館勤務の喜田昭治郎氏(九州国際大学)からは、「上海からみた中国の社会変動と国際関係」と題し、詳細な報告を得た。また新たな作業として、ポ-ランド関係の新聞記事をカ-ド化した。研究成果としては研究分担者を編者とする著書に中山後掲書、高橋後掲書、加々美後掲書がある。
さて今年度は別途予算により海外現地調査の機会が与えられ、多くのメンバ-(近藤、和田、小森田、田嶋、塩川、中山)が出張し、一次資料にもとづく研究が進展した(既刊のものとして小森田後掲論文、および和田後掲書)。それにともない、現地調査のための備品として携帯用のパソコン、また既存機器との接続のための若干の付帯設備、それに何点かのソフトを購入した。これらを利用し、調査表の集計(中国山東省農家調査)や新たに入手した統計情報のデ-タ・ベ-ス化(中国農産物生産費調査結果)が現在進行中である。
その他、昨年度に引続き公開のシンポジウムを予定したが、「第1回東大社研シンポジウム 社会主義とヨ-ロッパ-社会主義とは何か」が91年2月に開催されることになったため、これに合流する形で参加し、新年度に改めて開催することとした。
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