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1989 年度 実績報告書

伝統消費型都市における相互扶助システムと社会サ-ビス

研究課題

研究課題/領域番号 01301021
研究機関東京都立大学

研究代表者

倉沢 進  東京都立大学, 人文学部, 教授 (80086925)

研究分担者 小林 良二  東京都立大学, 人文学部, 助教授 (10137010)
松本 康  名古屋大学, 文学部, 専任講師 (80173920)
金子 勇  北海道大学, 文学部, 助教授 (50113212)
園部 雅久  上智大学, 文学部, 専任講師 (00154716)
森岡 清志  東京都立大学, 人文学部, 助教授 (50125358)
キーワード伝統消費型都市 / 相互扶助システム / 専門サ-ビス / 地方都市 / 地域集団・町内会 / ネットワ-ク
研究概要

本研究は、相互扶助システムの弱体化過程と、公共部門および民間部門の専門サ-ビスの浸透と相互扶助システムとの代替過程を、伝統消費型都市をフィ-ルドとして解明することを目的としている。
伝統消費型都市の実例として山形市を選定し、本年度においては次のような調査を行なった。
(1)東京において、地方都市とくに伝統消費型都市に関するモノグラフの輪読を中心とする研究会を継続的に開催した。
(2)市役所各部局からの文書資料の収集および概況・問題点についてのヒアリング
(3)商工会議所・商店会・町内会など、市内各種団体からの文書資料の収集および概況・問題点についてのヒアリング
以上(2)・(3)は、研究代表者・研究分担者および大学院学生等が、山形市におもむいて実地で行った。
(4)収集資料の整理・解析作業を進めた。山形市においては、一方で人口の停滞と高齢化、交通の発展にともなう商圏の変化、とくに仙台圏への吸引等の問題をかかえ、他方では市の発展策として「いきがいロマン山形21」計画にもとづく、都市の開発・活性化を進めているが、これに対する各種機関・団体の対応の形態が明らかになりつつある。
次年度には住民の個別面接調査が予定されている。山形市調査にともなう研究発表は、次年度調査終了後に行われる予定である。

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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