| 研究概要 |
第2年度においては,前年度に実施して得られた結果の分析と政府の施策分析を続けると共に,新しく,支援体制調査,教師教育分析の調査・研究を企図した。そしてフランスにおける情報化社会に対応する教育的対応の理念,政策,教育目的,および具体的なコンピュ-タ利用の状況の全容に関して総合的な検討を重ね報告書にまとめることとした。
そして,『フランスにおける情報化社会への教育的対応』と題する報告書をまとめた。その構成はつぎの通りである。
1. 「情報教育にみられる政策と実施」 (西之園 晴夫)
2. 「政府の施策・各教育段階の対応」 (手塚 武彦)
3. 「科学教育カリキュラムの変遷からみた情報化社会への対応」 (戸北 凱惟)
4. 「テクノロジ-教育の動向 ーー中等普通教育の測面ーー」 (堀内 達夫)
5. 「関連資料」(1)カリキュラム (手塚 武彦) (2)情報機器関係統計 (小橋 佐知子) (3)情報化社会と教育 年表 (手塚 武彦)
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