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1989 年度 実績報告書

マイクロ波画像情報ネットワ-クシステムを利用した遠隔授業による高等教育の研究

研究課題

研究課題/領域番号 01301096
研究機関信州大学

研究代表者

丹野 頼元  信州大学, 工学部, 教授 (80020957)

研究分担者 遠藤 守信  信州大学, 工学部, 助教授 (10021015)
嵩 哲夫  信州大学, 教育学部, 教授 (00008012)
高木 直樹  信州大学, 工学部, 助教授 (00163171)
野村 彰夫  信州大学, 工学部, 教授 (00115362)
近藤 昭治  信州大学, 工学部, 教授 (50106770)
キーワード遠隔教育 / 画像情報ネットワ-ク / 継続教育 / 生涯教育
研究概要

最初に研究打合わせ会議(7/17)を開催して、具体的な研究活動についての検討を行った。次に夏期休業中に信州大学で画像情報ネットワ-クを利用した社会人向けの専門講習会「デジタル信号処理入門」(通信学会信越支部主催、8/22-23)と公開講座「やさしいメカトロニクス」(工学部主催、7/12-9/14の期間10回)の受講者(それぞれ約100名)に対してアンケ-ト調査を行った。また工学部(長野地区)から教養部(松本地区)向けに実施している遠隔講義を受講している教養部学生に対してもアンケ-ト調査を行った。これらの詳しい検討結果については次年度に学会あるいは研究会等で発表を行う予定であるが、興味のある結果として次のような結果が得られた。社会人はネットワ-ク講義を高く評価しているのに対して、教養部学生の評価は必ずしも良くなかった。このことは、同一システムを利用しても受講者の姿勢すなわち能動的であるか受動的であるかということによりその評価が異なってくるということか明らかとなった。またシステムのハ-ド面あるいは教育環境についても検討を行った。特に音響効果については詳しく調査を行い、均一な音響効果が得られていないことを明らかにした、さらにモニタ-テレビの画質、数、設置位置および証明との関係等についても調査を行い可能な限り改善を行った。また書画装置に写す文字の大きさと文字数の最適化についての評価も行った。これらの研究結果については、第2回研究打合わせ会議(12/9)と同時に開催された研究報告会において発表され、検討を行った。
また資料収集を目的として、日本電気(株)の人工衛星を利用した社内研修用のネットワ-クシステム、放送教育センタ-および東工大の遠隔講義システム等の調査を行った。次年度は繊維学部(上田地区)が本ネットワ-クに参入することから、専門課程学生あるいは大学院生向けの遠隔講義についても検討を行う予定である。

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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