研究課題/領域番号 |
01302001
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代数学・幾何学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮西 正宜 大阪大学, 理学部, 教授 (80025311)
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研究分担者 |
川又 雄二郎 東京大学, 理学部, 教授 (90126037)
上野 健爾 京都大学, 理学部, 教授 (40011655)
丸山 正樹 京都大学, 理学部, 教授 (50025459)
北岡 良之 名古屋大学, 理学部, 教授 (40022686)
小田 忠雄 東北大学, 理学部, 教授 (60022555)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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キーワード | 代数多様体 / ベクトル束 / CalabiーYan多様体 / ホッジ理論 / 周期写像 / 可換環 / 特異点 |
研究概要 |
1.研究代表者および分担者は多様体に関連するそれぞれの分担課題を中心とした研究を、研究協力者の協力を得て行った。 2.上記の研究成果のうち特に著しいものをテ-マ別に集めて、シンポジウムを企画、開催した。そのうち、平成3年度に開催したものは次の通りである。 (1)代数幾何学シンポジウム(京都大学理学部数学教室、10月1日ー4日)代数多様体上のベクトル束に関連した新しい知見が報告された。 (2)可換環論シンポジウム(インテック大山研修センタ-、10月30日ー11月2日)代数多様体を可換環論を通して研究することにより、その局所的性質や特異点に関する新知識が得られた。 (3)代数幾何学シンポジウム(兵庫県立城崎大会議館、11月4日ー8日)代数多様体をめぐる種々の研究結果が報告された。 (4)代数幾何学とホッジ理論シンポジウム(京都大数理解析研究所、12月2日ー6日)代数多様体の性質一般とホッジ理論に関する興味深い新知見が報告された。 3.世界各地における研究課題に関連する資料は、シンポジウムの機会を通して分担者・協力者の間に周知するようにした。 4.また、関連の深いシンポジウムには講演者を派遣するなどして研究協力した。 5.分担者間の連絡・討論を代表者が中心となって活発に行った。 6.上記2のシンポジウムを含めて、研究期間(平成元年ー3年)に得られた成果のうちいくつかをまとめた報告集を印刷・配布した。その一覧は研究成果報告書にある。 3年間の研究期間を通じて、研究成果報告書にもあるように活発な研究活動が行われ、十分な成果が得られたと考える。多様体を代数的手法で研究することは一層発展することが期待され、最も有望な数学分野の一つである。
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