研究課題/領域番号 |
01302011
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
本間 三郎 東京大学, 原子核研究所, 教授 (10004326)
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研究分担者 |
山本 祐靖 東京大学, 理学部, 教授 (20011645)
政池 明 京都大学, 理学部, 教授 (40022587)
早野 龍五 東京大学, 理学部, 助教授 (30126148)
橋本 治 東京大学, 原子核研究所, 助教授 (50092292)
中井 浩二 高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 教授 (40028155)
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キーワード | パイ中間子核反応 / パイ中間子 / 中間エネルギ-原子核実験 |
研究概要 |
「KEK-PS新実験室における核物理」というテ-マの研究会を、箱根の静雲荘において平成元年10月2日、3日の両日開催した。現在、高エネルギ-物理学研究所陽子シンクロトロン(KEK-PS)では、新実験室(北実験ホ-ル)の建設が最終段階に達しており年度内完成が予定されている。そして、この実験ホ-ルにおさまる予定の大型超伝導スペクトロメ-タSKS及びトロイダルスペクトロメ-タ-も、それぞれ東京大学原子核研究所及び東京大学理学部で設置へ向けての作業が進行している。こうした情況の中で、これらスペクトロメ-タ-を用いて新実験室でどのような物理が展開できるかを議論することは意義あることであった。全国から分担者を含め約50名の参加者があり活発な議論が行われた。なお講演内容は議事録として出版した。 「第1回SKSユ-ザ-の会」を高エネルギ-物理学研究所において平成元年11月24日と25日の2日間開催した。SKSとは現在東京大学原子核研究所が今年度内完成を目指して建設している大型超伝導スペクトロメ-タ-で、完成後KEK-PS実験室に設置され、わが国におけるパイ中間子を用いる原子核研究の中心装置となる予定のものである。 上記ユ-ザ-の会では各大学からSKSを用いた原子核実験のアイデアをもってきてもらい、1つ1つを徹底的に議論し、プロポ-ザルの形まで持っていく作業を行なった。なおここにおける議論の内容は議事録の形でまとめて出版予定である。
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