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1990 年度 実績報告書

π中間子による原子核の研究

研究課題

研究課題/領域番号 01302011
研究機関東京大学

研究代表者

本間 三郎  東京大学, 原子核研究所, 教授 (10004326)

研究分担者 山本 祐靖  東京大学, 理学部, 教授 (20011645)
政池 明  京都大学, 理学部, 教授 (40022587)
早野 龍五  東京大学, 理学部, 助教授 (30126148)
橋本 治  東京大学, 原子核研究所, 助教授 (50092292)
中井 浩二  高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 教授 (40028155)
キーワードパイ中間子原子核反応 / パイ中間子 / 中間エネルギ-原子核実験
研究概要

今年度は、平成元年度に完成した超伝導スペクトロメ-タ-(SKS)を用いた高エネルギ-物理学研究所陽子シンクロトロンにおける原子核実験の開始に向けて具体的実験計画を検討した。まず、平成2年6月15日と16日の両日にわたり、高エネルギ-物理学研究所において「第2回SKSユ-ザ-の会」を開催した。参加者は実験関係者約50名であった。ここでは、SKSスペクトロメ-タ-の現状報告と冷凍機、実験室整備、磁場測定、デ-タ収集系等についての報告があった。つづいて、SKSを用いた実験提案が各グル-プから提示され、これについての徹底的討論を行い、プロポ-ザルの形へ育てていく作業が行われた。つづいて、平成3年2月8日と9日の両日、同じく高エネルギ-物理学研究所において「第3回SKSユ-ザ-の会」を開催した。参加者は実験理論合わせて約40名であった。ここでは、冷凍機系、検出器系の整備状況とSKSの性能についての報告があった。つづいて、今まで提案されている実験についてその理論的意義について検討し、今後の進め方や実験技術上の問題点をあきらかにする検討を行った。そして、来年度に向けてプロポ-ザルの形にまとめる作業を続行した。また、SKSを使用した最初の実験として陽子シンクロトロン採択委員会においてすでに採択されているハイパ-核実験について具体的検討を行った。なお、ユ-ザ-の会の検討・議論の内容は議事録の形で今後も出版していく予定である。すでに、第1回、第2回の議事録は東京大学原子核研究所中間エネルギ-物理研究部より出版されている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 宮地 孝編: "第二回SKSユ-ザ-の会(INSーIMー10)" 東京大学原子核研究所 中間エネルギ-物理研究部, 280 (1990)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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