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1991 年度 実績報告書

Π中間子による原子核の研究

研究課題

研究課題/領域番号 01302011
研究機関東京大学

研究代表者

本間 三郎  東京大学, 原子核研究所, 教授 (10004326)

研究分担者 山本 祐靖  東京大学, 理学部, 教授 (20011645)
政池 明  京都大学, 理学部, 教授 (40022587)
早野 龍五  東京大学, 理学部, 助教授 (30126148)
橋本 治  東京大学, 原子核研究所, 助教授 (50092292)
中井 浩二  高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 教授 (40028155)
キーワードパイ中間子核反応 / パイ中間子 / 中間エネルギ-原子核実験
研究概要

本年度は、昨年度に引き続いて、超伝導スペクトロメ-タ-(SKS)によって平成4年度に行われる予定のハイパ-核実験における物理の検討と、上記スペクトロメ-タ-を用いた新しい実験についての検討を行った。すなわち、平成4年2月6日と7日の両日、高エルネギ-物理学研究所において、「SKSミ-ティング」を開催し、SKSを用いたハイパ-核研究についての徹底的な物理の検討と、パイ中間子の原子核による弾性散乱についての物理と実験についての検討を行った。そして、後者の実験をプロポ-ザルの形にまとめあげた。これは、平成4年3月の課題採択委員会へ申請することになる。
また、本年度は、SKSスペクトロメ-タ-の完成にともない、関連した実験装置や新しい装置についての開発研究のための研究会を開催した。すなわち、平成3年12月19日、20日の両日、東京大学原子核研究所において、「中間エネルギ-領域の実験のための測定器の開発」というテ-マの研究会を開き、ここで、高エネルギ-物理学研究所陽子シンクロトロン(KEKーPS)における今後の原子核の実験に必要な測定装置の開発について徹底した議論を行った。
また、本年度は、KEKーPS以外での中間エネルギ-原子核研究へ向けての各種打合せを行った。具体的には、米国ブルッヘブン国立研究所陽子シンクロトロン(BNLーAGS)での高エネルギ-原子核ビ-ムを用いた実験について、主として九州大学との間で検討を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] O.Hashimoto,S.Homma,et al.: "The (π^+,K^+)Reaction on ^<12>C and ^<56>Fe" Nuclear Physics. A534. 478-492 (1991)

  • [文献書誌] 橋本 治 編: "第三回SKSユ-ザ-の会(INS‐IM‐12)" 東京大学原子核研究所 中間エネルギ-物理研究部, 188 (1991)

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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