研究課題/領域番号 |
01302059
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報学
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研究機関 | 京都大学 (1990-1991) 九州大学 (1989) |
研究代表者 |
上林 弥彦 京都大学, 工学部, 教授 (00026311)
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研究分担者 |
中津 楢男 愛知教育大学, 教育工学センター, 助教授 (90133131)
今井 浩 東京大学, 理学部, 助教授 (80183010)
古川 哲也 九州大学, 大型計算機センター, 助教授 (00209165)
田中 克巳 神戸大学, 工学部, 助教授 (00127375)
秋之内 顕文 九州大学, 工学部, 教授 (30221576)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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キーワード | オブジェクト指向デ-タベ-ス / 知識ベ-ス / デ-タベ-ス設計 / デ-タベ-ス応用 / セキュリティ / デ-タベ-スビュ- / スキ-マ更新 |
研究概要 |
デ-タベ-スの利用範図の拡大にともない、画像や音声、ソフトウェア、知識などといった高度なデ-タとそれらの間の関連を統一的に扱うことができ、生産の手段としても利用できるような高水準デ-タベ-スが必要になってきている。本研究ではこのような高度応用にのためのデ-タモデルの研究を行ってきた。 平成元年度は、基本的な考察を行い、高度なセキュリティシステムの実現方式の開発、オブジェクトのクラス間遷移問題の明確化、意味制約をオブジェクト指向デ-タモデルで表現する際の実現法、マルチメディアデ-タベ-スのにおける表示形式の高速計算手法等で成果を得た。 平成2年度は、主としてオブジェクト指向デ-タモデルの各種分野における適合性、表現能力の限界の検討、モデルの拡張について考察を行った。具体的には、利用者の利用形態とセキュリティという異なる階層を同時に実現する手法の開発、オブジェクト指向デ-タモデルによる意味表現、通常のテキストからハイパ-カ-ドの自動生成等である。 平成3年度は、オブジェクト指向デ-タベ-スにおける多重ビュ-を一般化して、セキュリティ階層を実現する方式、オブジェクトのクラス間遷移とオブジェクトのスキ-マ遷移を扱えるモデルの検討、オブジェクト指向デ-タベ-スシステムの設計法、オブジェクト指向デ-タベ-スを各分担者の研究分野に適応した場合の、利点と欠点を考え、モデルの改良に関する提案などを行った。
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