| 研究課題/領域番号 |
01302061
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| 研究機関 | 東京大学 |
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研究代表者 |
香山 晃 東京大学, 工学部, 助教授 (80092203)
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| 研究分担者 |
阿部 勝憲 東北大学, 工学部, 教授 (70005940)
高橋 平七郎 北海道大学, 工学部, 教授 (80001337)
茅野 秀夫 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (60005890)
桐谷 道雄 名古屋大学, 工学部, 教授 (70033826)
石野 栞 東京大学, 工学部, 教授 (70010733)
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| キーワード | 高速実験炉 / 核融合炉材料 / 中性子照射 / 重照射研究 / 照射損傷 / 強度特性 / 微細構造 / 材料デ-タベ-ス |
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| 研究概要 |
本研究では、高速実験炉を利用して材料重照射挙動の基礎研究を行なっており、中性子を用いる核融合炉材料の模擬照射研究の中心となる研究である。日米の高速実験炉で行なわれる重照射研究を中心とし、広範囲に跨がる種々の照射研究の実効を高める為の支えとなる活動を中心として行ない、2年次である今年度は以下の項目を実施した。
(1)「FFTF/MOTA」での照射研究を中心として活動を行ない、平成3年4月に照射が終了するMOTA2Aの具体的な照射後試験計画の作成及びその準備作業を完了させた。
又、MOTA2Aに続いて照射が開始されるMOTA2Bの試験計画を完成させ、照射試料製作を完了させた。又、初年度に引続いて、FFTF/CYCLE10の照射後試験も併せて行なった。(便宜的に主として材料別にグル-プを編成した。分担者はそれぞれのグル-プ幹事として本研究を推進する為に6グル-プ・88名の研究の研究組織が編成されている。)
(2)「常陽」及び「FFTF/MOTA」での照射試料の東北大学金属材料研究所付属材料試験炉利用施設(大洗)への搬入を実施し、照射後試験・研究を行なった。
(3)従来行なわれて来た照射実験よりも1桁以上高い照射量での照射後実験に伴う問題点の抽出・検討、強度特性及び微細構造に対する高速中性子の効果の基礎的理解の体系化を進め、全自動強度特性試験装置動力学基礎物性値計測用の高真空・静電容量型内部摩擦測定装置を作成した。
(4)MOTA2Bの資料準備作業及びMOTA2A照射後試験計画の作製の為に各種の作業を行なった。この作業の為に本研究分担者との検討会議を9回、照射研究参加者も含めた全体会議を3回開催し、研究組織全体の合意の形成に努めた。この結果、ダイナミックヘリウムチャ-ジング実験を始め各種の新規の照射計画を含めたMOTA2Bの試料準備が予定通り完了できた。
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