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1989 年度 実績報告書

特殊機能を付記した衣料品の表示および広告の実態とその着衣効果について

研究課題

研究課題/領域番号 01304056
研究機関奈良女子大学

研究代表者

登倉 尋実  奈良女子大学, 家政学部, 教授 (80027490)

研究分担者 飯塚 幸子  実践女子大学, 家政学部, 教授 (40052617)
大窪 朝子  大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (50030416)
田口 秀子  福島大学, 教育学部, 教授 (80049981)
田村 照子  文化女子大学, 家政学部, 教授 (30060817)
大野 静枝  日本女子大学, 家政学部, 教授 (70060605)
キーワード特殊機能を付記した衣料品 / 衣料品の表示及び広告 / シェイプアップ・ファンデ-ション / ハイサポ-ト・パンティストッキング / アンケ-ト調査 / 消費者 / 痩身用衣服 / 被服学
研究概要

昨今痩身を目的とするサウナス-ツやハイサポ-トパンティストッキング、優れた保温機能を付記した肌着や遠赤外線による保温機能を唱うセラミックコ-ティング服など特殊機能を付記した衣料品が現れた。また一方ではそれらの商品についての苦情も増加している。しかし、これらの衣料品の評価については被服学の立場から科学的検討は行われていない。そこで我々は、平成元年度にこれらの衣料品の実態調査をおこなった。特殊機能を付記した衣料品の表示及び広告の実態について調べるために、これらについて記載されている雑誌新聞等印刷媒体を1988-1989年に渡って集め、商品名、効能、原理、キャッチフレ-ズ、素材、価格販売方法、メ-カ-、販売店等に関する調査をおこなった。広告内容と広告媒体とは密接な関係があって、女性を読者対象とするものには痩身用衣服、シェイプアップファンデ-ション、ハイサポ-ト・パンティストッキングが多くみられた。また、一方これらの衣料品に対する消費者の衣生活実態を知るためのアンケ-トも行った。全国の10代以上の女性2443名から得られた回答から、消費者の衣料品に対する知熟度は非常に高いことが判明した。しかし、関心度、期待度、購入率に関しては順次低下し、着用効果があるという回答は少なかった。購入実態について自覚疲労症状などとの関係から解析した。これらの衣料品を購入した消費者の回答から、購入品目、価格ならびに商品に対する意見等について検討を加えた。平成2年度には実験室やフィ-ルドでの着用実験による解析、平成3年度には補足の調査と実験をおこない3年間の成果を集大成したい。

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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