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1989 年度 実績報告書

2次元広視野電波パトロ-ルカメラによる高エネルギ-天体現象の研究

研究課題

研究課題/領域番号 01400006
研究機関早稲田大学

研究代表者

大師堂 経明  早稲田大学, 教育学部・理学科, 教授 (10112989)

研究分担者 大場 一郎  早稲田大学, 理工学部・物理学科, 教授 (10063695)
相沢 洋二  早稲田大学, 理工学部・応用物理学科, 教授 (70088855)
小松 進一  早稲田大学, 理工学部・応用物理学科, 教授 (00087446)
小原 啓義  早稲田大学, 理工学部・電子通信学科, 教授 (40063367)
キーワード電波天文学 / 電波新星 / 高エネルギ-天体現象 / 電波バ-スト / 電波干渉計 / 広視野電波望遠鏡 / ディジタル信号処理 / FFT
研究概要

(*)屋上(20m×20m)の基礎工事。
南北に9本のH鋼を渡しそこに2次元用アンテナ架台を設置した。これにより風速60m/秒に耐えられる。
(*)2次元アンテナ架台の製作。
東西8素子をつなぐ一連の軸をH鋼上に設置し、それを南北に等間隔で配置した。全体をチェ-ンでつなぎ、1つの駆動装置でコントロ-ルできる。南北方向の仰角(赤緯)のみを変えられるようにすることにより、建設費を安く抑えた。赤経方向は地球の自転を利用して観測する。広い範囲の掃天観測(サ-ベイ)が目的なので、これでよい。熱膨張による東西の長さの変化に対する対策をこうじた。
(*)64台の小型パラボラアンテナ、初段受信機・コンバ-タ-の設計、製作。東洋レ-ヨンの助成が得られたので、それにより2次元配置する2.4mのパラボラを製作した。受信機・コンバ-タ-は衛星放送用受信機を改造した。無調整で200Kの低雑音増幅機として使えることを確認した。RF部は周波数10.6ー10.7GHz、HEMT FET(NF=0.7dB)を初段とする3段増幅で20dBの利得を得る。ロ-カル周波数9.6GHz、IF周波数1.0ー1.1GHz、総合利得45dBの性能が得られている。
その他に以下のテストを行った。
(*)アンテナの指向性
(*)受信機総合テスト
(*)ディジタルレンズと受信機の接続テスト
(*)デ-タ解析用ソフトの作成

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T.Daishido: "220GOPS FFT BASED DIGITAL LENS IN ARRAY TELESCOPE" Proc.URSI General Assembley(Praha,1990)invited talk. (1990)

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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