研究課題/領域番号 |
01410006
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
岩田 一彦 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (40020119)
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研究分担者 |
新井 勉 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90143867)
藤井 徳行 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (40119483)
寺尾 健夫 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助手 (70217412)
原田 智仁 兵庫教育大学, 学校教育学部, 講師 (90228651)
中村 哲 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (40091813)
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キーワード | 教科教育 / 授業記録 / 社会科教育 / デ-タベ-ス / 教材教具 / 学習指導案 / 教科書 |
研究概要 |
本年度においては、昨年度と同様に国内外の社会科教育の授業実践に関連する教科書・学習指導案・教材教具・ビデオ授業記録の資料収集と収集資料に関するデ-タベ-スの開発、さらに収集資料の活用方法に関する理論的研究を目的として、研究が遂行された。その結果、資料収集に関しては『生活教育』のバックナンバ-を購入し、1960年1月から1990年12月までに掲載されている社会科学習指導事例を収集した。さらに、本学所蔵の社会科教育図書に掲載されている学習指導事例の調査を行った。教材・教具についてはイギリス社会科教育の印刷資料と日本における社会科学習ソフトプログラムを主として収集した。ビデオ授業記録については秋田大学・東京工業大学・愛知教育大学・福井大学・岡山大学・広島大学・島根大学などの附属小・中学校と各地域の小・中学校の協力を得て、社会科授業のビデオ記録を収集した。 これらの資料収集と並行して、昨年度開発した学習指導案と教材・教具に関するデ-タベ-スに今年度のデ-タを入力した。さらに、収集した授業リソ-スの活用研究として、アメリカ社会科学習ソフトプログラムを対象に、学習者が学習過程において社会事象に関する知識にどのように学習的関与をするのかという学習方法論的視点から、それらの理論的解明を行った。なお、その研究成果に関しては、裏面記載の研究発表を参照されたい。 このような本年度の研究経過を踏まえて、次年度には資料収集を継続するとともに学習指導案と教材・教具に関するデ-タベ-スの再吟味及び蓄積したデ-タの活用研究に着手する予定である。
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