研究課題/領域番号 |
01410006
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
岩田 一彦 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (40020119)
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研究分担者 |
藤井 徳行 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (40119483)
原田 智仁 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90228651)
中村 哲 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (40091813)
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キーワード | 教科教育 / 授業記録 / 社会科教育 / デ-タベ-ス / 教材教具 / 学習指導案 / 教科書 / 指導技術 |
研究概要 |
本年では次のことを目的として研究がなされた。(1)収集した授業実践に関する資料を、内容・形態・学校段階・学年・国別などの索引項目に基づいて、資料リストを作成する。(2)コンピュ-タ利用のデ-タベ-ス開発の為に、資料リストのデ-タを入力し、デ-タ処理のテストを行う。(3)授業分析・授業設計・教材教具開発・授業シミュレ-ションなどの授業研究方法に関する先行研究を検討し、多様な授業研究方法を解明する。(4)授業分析・授業設計・教材教具開発・授業シミュレ-ションなどの授業研究方法に関する学習コ-スプログラムを開発し、その実験利用を行う。 その結果、これまでに収集してきた授業リソ-スに関するデ-タを、教材教具・指導案・授業記録ビデオの形態ごとに分類し、各形態ごとのデ-タベ-スを開発することができた。しかし、これらのデ-タベ-スはデ-タ項目の文字情報だけであるので、今後は光フアイリングシステムを活用した文字と映像の情報処理を可能とするデ-タベ-スの開発が必要であると考えられる。 授業研究方法については、問題解決学習・系統学習・課題解決学習・探求学習などの学習方法論に基づいた社会科授業実践の分析や探求学習の方法論に基づいた授業設計の方法に関する検討を行った。また、収集した授業記録ビデオを分析対象として、社会科学習指導過程における指導技術を抽出した。さらに、教材教具についてはアメリカとわが国における学習ソフトプログラムの基本的性格を検討した。これらの授業研究方法に関する検討から、当初は授業研究方法を学部学生や大学院生に学習させる個別的学習プログラムの開発を行う予定であったが、研究スタッフ数の都合により一斉授業としての授業科目の中でそれらの学習についての実験的授業を行うことにした。
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