研究課題/領域番号 |
01410017
|
研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
倉林 義正 一橋大学, 経済研究所, 教授 (20017651)
|
研究分担者 |
松田 芳郎 一橋大学, 経済研究所・日本経済統計情報センター, 教授 (30002976)
高山 憲之 一橋大学, 経済研究所, 助教授 (30102940)
刈屋 武昭 一橋大学, 経済研究所, 教授 (70092624)
鈴村 興太郎 一橋大学, 経済研究所, 教授 (00017550)
江口 英一 一橋大学, 経済研究所, 教授 (40168779)
|
キーワード | SNAの改訂 / 福祉の概念と評価 / 厚生経済学 / SNAの公理論的基礎 / SNAとシステム理論 / 地域経済活動 / 地域所得 / GOPの国際比較 |
研究概要 |
本年度における研究の成果は、(1)各研究分担者と、関連分野の専門研究者を外部から招待して、1989年7月より〓回にわたって開催したSIWW(Studies in Income,Wealth and Welfare)ウワ-クショツプの開催と(2)1990年1月26日に如水会館において開催した本年度の研究の成果を綜合するSIWWミニコンフアレンスの実施とに要約することができる。 (1)SIWウワ-クショツプの活動とその概略ーそれぞれ以下の議題がカツコ内に示す研究分担者と外部より招いた専門家によって報告され、これをめぐって討議を行った。i)SNA改訂をめぐる諸問題(倉林)、ii)地域経済活動の計測と評価(刈屋)、iii)福祉概念の評価と方法ーA、センの所説をめぐって(専修大学大庭健、川本隆史;コメント鈴村)、iv)SNAのシステム論的基礎(国際大学出口弘)。 (2)SIWWミニコンフアレンスの概略ー本研究の代表者と分担者のほかに外部からの専門学者8人を招き、本年度の研究成果を総括し、来年度への研究の展開をはかる目的で1日の集中的な討議のためのミニコンフアレンスを持った。報告者と題目は次の通りである。報告1.作間逸雄(専修大学)、相対価格構造の国際比較、報告2.鈴木英夫(名城大学)、貨幣経済における均衡の安定性について、報告3.鈴木興太郎、福祉と自由:厚生経済学の基礎、報告4.倉林義正、SNAの公理論的基礎。 これらの研究活動のほかに、倉林は1989年8月西ドイツのLahnsteinで行われたInternational Association for Research in Income and Wealthにおいて、鈴木は1989年8月のギリシャのアテネで開催されたthe World Congress of the International Economic Associationにおいて、またさらに松田は1989年9月フランスのパリで開催されたInternational Statistical Instituteの総会において、それぞれ研究成果についての論文発表を行った。
|