研究課題/領域番号 |
01410019
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
中山 和彦 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (50091913)
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研究分担者 |
東原 義訓 筑波大学, 電子・情報工学系, 助手 (90143172)
山本 順人 筑波大学, 電子. 情報工学系, 助手 (30111090)
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キーワード | インテリジェントスク-ル / グル-プウェア / 協同学習 / クライアント-サ-バ- / ノ-ト / 電子メ-ル / 電子掲示板 / デ-タベ-ス |
研究概要 |
インテリジェントスク-ルの校内情報ネットワ-クを利用して、生徒達が学習情報を作成したり送受信するのを助けるソフトである学習用グル-プウェアのプロトタイプを開発した。学習用グル-プウェアは、クライアント-サ-バ方式で稼働する。 生徒用のコンピュ-タ(クライアント)で動作するソフトは、以下に示す4種のツ-ル型ソフトを統合したものである。 (1)ノ-ト:文書作成の他に、図や簡易アニメなどの作成機能を加えたオンライン・ドキュメント・プロセッサである。作文やレポ-ト作成といった通常の利用に加え、発表でのプレゼンテ-ションやディスカッションなど、さまざまな場面での利用が可能である。 (2)電子メ-ル:ノ-トで作成した情報を特定の相手とやりとりするために使うものである。 (3)電子掲示板:クラス全体や全校生徒といった不特定多数へ、ノ-トで作成した情報を送りたいときに使うものである。 (4)デ-タベ-ス:ノ-トで作成した情報をテ-マごとにちゅくせきし、それを自由に検索できるようにするドキュメント・デ-タベ-スである。情報検索にはキ-ワ-ドやタイトル情報などが使える。 また、教師用コンピュ-タ(サ-バ-)で動作するソフトは、生徒用コンピュ-タから送られてくる情報を蓄積しておき、要求に応じてその情報を他の生徒用コンピュ-タへ提供する働きをおこなう。 学習用グル-プウェアは、さまざまな教科において、生徒それぞれが個性的存在として相互作用しあい学習を深めてゆく共同学習の場面で活用が期待される。
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