研究課題/領域番号 |
01440036
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
青山 英康 岡山大学, 医学部, 教授 (40032875)
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研究分担者 |
内田 勇人 姫路工業大学, 一般教育部, 助手 (50213442)
津田 敏秀 岡山大学, 医学部, 助手 (20231433)
甲田 茂樹 岡山大学, 医学部, 講師 (50205332)
三野 善央 岡山大学, 医学部, 助教授 (80181965)
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キーワード | 健康・体力づくり / 保健施設事業 / 効果判定 / 医療費分析 / 健康保険 / フィットネス / 身体活動量評価法 / 運動処方 |
研究概要 |
全国の健康保険組合の財政収支については、長い年月にわたって資料を継続的に保存し管理してきたので、最終年を迎え、所期の目的に従って、保健施設事業に焦点を絞って、第150号通達以前と以後の経過を分析した。 その結果、予想していたように、第150号通達は健康保険組合の運営と財政に顕著に影響を与えており、保険料収入に対する保健施設事業費の占める割合は、行政指導の5%を越え、6.7%に達していた。しかも、これら保健施設事業費の最近の延びは、「体力つくり」が中心になっていた。 したがって、今後の健康保険組合の運営にとって、極めて重要な意義を持つのは、保健施設事業による医療費の効率的な活用であり、健康保険組合の事業として実施できる効果的な「体力つくり」のマニュアルの作成と考えた。 「体力つくり」のマニュアルの作成に当たっては、健康保険組合の保健施設事業として実施可能な運動処方に重点を置いて、体力テストの項目バッテリ-と事業の成果を評価する方策に研究開発の重点をおいた。 マニュアルとしては、体力づくりの企画及び運営に至る経過も重要であり、企画と運営を担当する人達の理解を得るための記述についても、各専門分野の人達の協力も得て検討を加えて完成した。 ここに完成したマニュアルは、ただちに各健康保険組合の担当者が読んで理解できるものとして、記述に十分配慮した。 体力つくり参加者の個々人についての運動処方と成果の評価には、さらに長い年月にわたっての追跡が必要であり、この研究テ-マによる研究活動は、今後も継続して行いたいと考えている。
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