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1990 年度 実績報告書

双生児法による歯・顎・顔面頭蓋の成長に関する遺伝学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 01440081
研究機関九州大学

研究代表者

中田 稔  九州大学, 歯学部, 教授 (40014013)

研究分担者 緒方 哲朗  九州大学, 歯学部, 助手 (50204061)
松本 敏秀  九州大学, 歯学部, 助手 (60199883)
野中 和明  九州大学, 歯学部, 講師 (90128067)
キーワード歯科遺伝学 / 双生児法 / 歯・顎・顔面の成長
研究概要

顎顔面・歯などを中心とした口腔及びその周囲の諸形質の成長発育には,必ず個体差が観察される。小児の歯科臨床では,この個体差を明確に評価することが重要であり,個体差を生ずる要因として,遺伝と環境の相互作用を分析し,それぞれの要因の役割を明確にすることが必要である。こうしたヒトの形質に対する遺伝と環境の相対的効果を知る最も有用な研究方法は双生児による観察研究であることが知られている。
そこで本研究では,双生児集団を確保し,また同時に既に集積されている双生児多数から得られた資料を分析し,顎顔面・歯の発育に関与する遺伝要因を明らかにすることとした。
確保しつつある資料は,口腔診査記録,上下歯列咬合模型,頭部X線規格写真などである。
今年度は,双生児資料管理コンピュ-タ-システムを購入し,これを過年度に納入済の歯・歯列三次元測定装置と組合せ,歯の歯列の三次元形態の測定結果の記録システムの検討を進めているところである。
なお歯冠咬合面の咬合接触面の微小測定法については,その方途が明らかになったので,日本小児歯科学会雑誌に投稿し,論文発表を行なった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 竹中 稔,緒方 哲朗,小田 博,早崎 治明,阿部 和久,中田 稔: "第一大四歯萌出前後における乳歯咬合小面の三次元的推移に関する研究" 小児歯誌. 28. 313-326 (1990)

  • [文献書誌] 緒方 哲朗,中田 稔: "オクル-サルプレスケ-ルを用いた咬合接触面測定システムの改良とその有効性について" 小児歯誌. 28. 160-171 (1990)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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