社会計画の比較実証的研究

1991 年度 研究成果報告書概要

• 研究課題/領域番号: 01450029
• 研究種目: 一般研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 社会学
• 研究機関: 中央大学
• 研究代表者: 田野崎 昭夫 中央大学, 文学部, 教授 (90055062)
• 研究分担者: 園田 茂人 中央大学, 文学部, 専任講師 (10206683) ; 武川 正吾 中央大学, 文学部, 助教授 (40197281) ; 林 茂樹 中央大学, 文学部, 教授 (20054348) ; 川崎 嘉元 中央大学, 文学部, 教授 (90055228)
• 研究期間 (年度): 1989 – 1991
• キーワード: 社会計画 / 地域社会 / 地方自治体

研究概要

社会計画の実証的研究の対象範囲を、地方公共団体のうち、市、町、村、および特別区の段階で把握することとして研究をすゝめた。従って1991年4月現在で、656市、1998町、585村、23特別区を対象として郵送法によって調査表による調査をした。その結果、402市、1193町、331村、20特別区から回答があり、全体として3262対象中1946票の回答で、回収率59.7%であった。調査内容の主要課題は、1.基本構想、基本計画、実施計画、その他の地域計画、2.これに対する住民の対応、3.地域住民組織、4.情報公開、5.景観条例、6.交通事情、7.再開発計画、8.地域問題、9.地域情報化、10.住宅、11.高齢者福祉、12.女性の社会進出、13.国際交流、14.伝統文化や地域行事、15.地域の産業とその振興策などである。これらについて研究代表者、研究分担者(上記)および研究協力者3名とによって研究成果の詳細を調査表調査の分について研究成果報告書にまとめた。
なお以上の市町村特別区の郵送法による全数調査のほか、事例的調査研究として、岩手県盛岡市、岩手県一ノ関市、宮城県仙台市、栃木県宇都宮市、東京都品川区、山梨県甲府市、静岡県三島市、静岡県沼津市などについて実施しているが、これらについては維続的に研究しており、成果報告書にはまとまった形で記載することはできなかった。