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1989 年度 実績報告書

日本財閥の経営特性に関する比較史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 01450090
研究機関同志社大学

研究代表者

安岡 重明  同志社大学, 商学部, 教授 (50066114)

研究分担者 瀬岡 誠  滋賀大学, 経済学部, 助教授 (40028048)
石川 健次郎  同志社大学, 商学部, 助教授 (90104611)
キーワード財閥 / 専門経営者 / 財務特性 / 所有と経営
研究概要

(1)本年度においては、次のとおり研究会を開催した。【○!1】4月24日安岡重明「商家家主の業務関与と専門経営者の行動形態」。【○!2】5月22日石川健次郎「財閥論と企業集団論の接点(上)」。【○!3】石川健次郎「財閥論と企業集団論の接点(下)」。【○!4】瀬岡誠「財閥経営者の供給源ー東亜同文書院の場合ー」。【○!5】瀬岡誠「財閥経営者の供給源ー滋賀県立八幡商業学校の場合ー」。【○!6】安岡重明「近世商家雇用制度の解体過程」(【○!3】は6月26、【○!4】は7月10日、【○!5】は11月20日、【○!6】は12月18日)。
(2)3人の共同研究者は上記報告を論文および学会発表」として公表した。安岡は【○!1】を『経営史学』25巻1号へ掲載予定であり、【○!6】を『脇村義太郎卒寿記念論文集』へ投稿中である。石川は【○!2】と【○!3】をもとにして「韓日経営史会議』において「財閥(史)論と企業集団論の接点ー財閥史の新しい課題ー」と題する報告をおこなった。瀬岡は「三井物産の企業者史的研究ー山本条太郎の社会化の過程ー」(『彦根論叢』255・256号)を発表した。
(3)安岡と石川は1990年2月16・17日に開催された「韓日経営史会議」に出席し、安岡は「戦前期日本の財閥所有者と経営者との関係」と題する招請講演をおこない、石川は上記報告をおこなった。会議のテ-マは「財閥史研究」であり、日韓財閥史研究の交流面で大いに成果があった。
(4)本年度は全体の計画からいえば準備段階であり、次年度研究成果のとりまとめを実行したい。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 安岡重明: "戦前期日本の財閥所有者と経営者との関係" 経営史学. 25ー1. (1990)

  • [文献書誌] 安岡重明: "近世商家雇用制度の解体過程" 『脇村義太郎卒寿記念論文集』.

  • [文献書誌] 瀬岡誠: "三井物産の企業者史的研究ー山本条太郎の社会化の過程ー" 彦根論叢. 255・256. 257-280 (1990)

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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